2011年6月29日水曜日

噴火の様子

今日6月29日の噴火は高原町からこんなかんじで見えました。

防災対策

 梅雨明けした昨日、ちょっと時間があったので高原町の清流ランドへ行ってみました。新燃岳の噴火で火砕流が発生したときに逃げ込むための避難壕ができていました。 この川には上流に砂防ダムもあり土石流の危険もある場所で雨の降るときは訪れないほうがいいですが、梅雨の明けた晴天ではいい避暑地になります。昨日も川のせせらぎとそよ風がここちいい時間をもたらしてくれました。

避難壕

梅雨明け

宮崎地方気象台は28日、本県を含む九州南部が梅雨明けしたとみられると発表した。 昨年より22日早く、観測史上でも1955(昭和30)年の6月24日に次いで2番目の早さだそうです。6月中に梅雨が明けるなんてびっくりです。 


新燃岳の土石流も梅雨が明けたのでしばらくは心配しなくていいのでしょう。でも、台風などの時は気を付けることになるでしょう。
 先日、NHKで新燃岳の状況を鹿児島大学の先生が解説していました。いつ噴火するかを予測するのは難しいが、火山性の地震が多くなると噴火するかもしれないので注意が必用。とか、また、1月26日のような噴火が起こるかもしれないのでそれに備えておく必要があるとおっしゃっていました。
国土地理院が霧島山周辺のGPS連続観測結果(毎日更新) http://goo.gl/oj51d を公表しています。山が膨らんでいることが実感できるグラフです。一度ご覧ください。

2011年6月20日月曜日

野菜サポーター お礼

牡鹿半島より 
野菜のご提供 感謝しております。

お届け頂いておりますお野菜ですが
大変 評判で助かっているとのこと。

先日、我々が 石巻さむらいはまに立ち寄った際
ちょうどお届け頂いた日で
牡鹿半島内でも また 水道 電気の無い世帯に
配布する過程の写真を撮りました。

牡鹿半島内 石巻湾側でも
まだ 月の浦の一部 福貴浦 鹿立屋敷などは
個人宅避難者も多く 大変助かっているとの
報告を受けました。

有難うございます。









岩手県山田町の方より
こんなに沢山、ありがとうございます。
仮設住宅のみんなで分けたいと思います。
全国のみなさんからの善意に心から感謝します。
しかし、これからは地元の経済を元気づける目的から、
地元の商店で買いたいと思います。
沢山のご支援、本当にありがとうございました。

長野県上田市のかたより
毎回、お野菜のほか、お菓子までお送りいただきましてあり
がとうございます。

昨日、届きました。さっそく、近隣に避難されている4世帯
の皆様にお配りさせていただきました。

心から感謝申し上げます。

野菜サポーターのお礼がきています。 避難所を回っている方や近隣と力を合わせている方々に野菜が届いています。
一部を掲載させていただきました。

2011年6月19日日曜日

父の日

今日は父の日ですね。みなさんはどのような父の日を過ごされていますか。

高原町は、昨日からの雨が降りつづいています。一時間に10ミリをこえることも。

2011年6月16日木曜日

雨 

雨は激しく降り続き川も濁流になってます。 避難準備情報も高原町の川沿いや谷沿いの一部の地区には出ました。早め早めの避難心掛けたいものですね。命を守るのが先決ですね。

灰干し 西日本新聞朝刊

火山灰と獣肉、魚で「灰干し」 「厄介者」を特産品に 高原町のNPO法人

2011年6月15日 00:27 カテゴリー:九州 > 宮崎
「ピンチをチャンスに変えたい」と話す谷山天一代表
灰干しにしたシカ、鶏レバー、ニジマスなどの試作品
 「灰干し」って何?。それがスタートだった。
 灰干しは国内の一部地域で作られ「高級干物」とされる。霧島連山・新燃岳(しんもえだけ)を望む宮崎県高原町のNPO法人・たかはるハートム(谷山天一(ひろかず)代表)も商品化を模索する。
 今年2月中旬、火山灰を使った被災地振興などを研究する大妻女子大大学院(東京)の干川剛史教授(社会学)が町を訪れた。「一体何のために?」。当初はいぶかった。東京・三宅島の噴火被害後の取り組みを紹介され、半信半疑で灰干しを作り試食会を開いた。「おいしい、おいしい」と参加者たち。レバーが苦手な谷山さん自身もペロリと平らげた。「これは、いける」と確信した。
 新燃岳噴火の「厄介者」火山灰。降灰のため餌を求めて里に下りて来るシカやイノシシは畑を荒らした。頭の痛い厄介者二つを「一石二鳥」で利用して特産品にできるのではないか-。思いは膨らんだ。
 灰干しは、水分を通すセロハンと綿布で食材をくるみ、上下に火山灰を重ねて24時間乾燥させる。灰のミネラルがうまみ成分を閉じ込め、臭みを消す。天日乾燥などに比べ油脂の酸化も少なく、上質な干物となる。全国的に野生の獣肉は販売例がなく「セールスポイントになる」という。
 「シカが、イノシシが、レバーが臭くなく、柔らかくて、うま味が深い。鶏肉やニジマス、野菜も絶品です」。「ピンチをチャンスに」と谷山代表の鼻息は荒い。
 「灰干しが特産になれば雇用も生まれる。噴火に負けない高原町もアピールできる」と、本職は町職員の谷山代表。逆転の発想で町活性化をもくろむ。
=2011/06/15付 西日本新聞朝刊=

2011年6月13日月曜日

蛍の季節

高原町の狭野地区は蛍の季節をむかえています。暗くなると蛍が乱舞しています。今年はちょっと少なめです。新燃岳の灰がふった影響でしょうか?よくわかりませんが、例年より少ないと思います。おすすめは、狭野ホタル水路付近と狭野神社参道にある駐車場そばです。水路のそばで車のライトを消すとみられるでしょう。    散策されるときは水路に落ちないよう注意してください。

昨日までの雨、かなりの量降ったが、土石流など発生せずでした。
あんなに降ったのに発生しない、不思議です。発生しないほうがいいんですけど。不思議です。
いつ発生してもおかしくないはずなのに。 あれだけ雨が降ったんだから。
自然は本当にわからないものですね。 だから、注意・そなえが必用ですね。

2011年6月8日水曜日

5月の自殺者数のニュース

6月8日NHKのニュースで、先月の自殺者数 3000人超 先月、自殺した人は全国で3281人で、去年の同じ時期に比べて18パーセント増え、1か月間の人数としては2年ぶりに3000人を超えました。警察庁によりますと、先月、自殺した人は全国で3281人で、去年の同じ時期に比べて499人、18パーセント増えました。1か月間に自殺した人が3000人を超えるのはおととしの5月以来2年ぶりです。都道府県別で最も多かったのが東京で325人、次いで神奈川で210人、大阪で206人などとなっています。東日本大震災の被災地では、岩手が去年よりも3人減って32人、宮城が去年と変わらず50人、福島が19人増えて68人となっています。自殺した人の数は、国が相談窓口を増やすなどの対策を強化した結果、去年からことし3月にかけては減少傾向が続いていましたが、東日本大震災のあとの4月からは2か月連続で去年よりも増加しています。警察庁は、現段階では震災の影響については分からないとしていますが、今後、内閣府などの関係する省庁と連携して個別のケースについて詳しい動機を分析することにしています。
とやっていました。

実際、宮崎県も去年より増えているようです。

住みやすい・生きやすい地域を目指している私たちができることは、なんでしょうか?

2011年6月6日月曜日

土石流避難基準(新燃岳火山災害)

土石流避難基準(新燃岳火山災害)が変更されました。避難準備情報発表基準 ・24時間の先行雨量が、40㎜に達し、1時間15㎜以上の雨量が2時間以上継続すると予想されるとき※ 決定は、気象台、気象協会、ウエザーニューズ等の予想データ及び河川の 水位、濁り、現地の雨の降り方の状況等を総合的に判断して行うこととする。
避難勧告発令基準 ・24時間の先行雨量が、40㎜に達し、1時間雨量が15㎜に達した後、その後も1時間15㎜以上の雨量が予想されるとき※ 決定は、気象台、気象協会、ウエザーニューズ等の予想データ及び河川の 水位、濁り、現地の雨の降り方の状況等を総合的に判断して行うこととする。
※ 1時間雨量 : 1時間の連続した雨量とする。
※ 雨量観測データは、国土交通省観測データにより確認する。
平成23年5月6日高  原  町

だそうです。今のところ泥流・土石流の被害は出ていません。今後の梅雨の雨でどうなるかです・・・。
つねに注意が必要ですね。

2011年6月5日日曜日

朝6時まえくらいから結構激しい雨 一時間に10ミリくらい降っているのではないだろうか?山は大丈夫だろうか??何もないといいが

2011年6月3日金曜日

あさイチ

3日朝8時15分から放送されたNHK あさイチ で野菜サポーターの収穫から消費されるまでが紹介されました。実際どう消費されているかも心配でしたが現地で喜んで食べていただいている笑顔を見ることができうれしく思います。まだまだ、これからでしょうがともに歩んでいきたいものです。

また、今日は雲仙普賢岳の大火砕流がおこってから20年目の日ですね。
新燃岳もここ一か月はおとなしい状況ですが、マグマの供給が続いているというし、今後どういう展開をするかもいまだわからず、備えだけはしっかりとして、人的被害を出さないよう努めたいものです。


野菜サポーター事業は下記の通り、炊き出しに使う野菜買い付けの資金として、1口3000円の「野菜サポーター」を募集します。
ご支援よろしくお願い致します。

★郵便振替:01180-6-68556
加入者名:被災地NGO恊働センター
★銀行からの場合・・・ゆうちょ銀行
支店番号:一一九(イチイチキユウ)店/店番:119/
当座/0068556/受取人名:ヒサイチNGOキヨウドウセンター

※通信欄に「野菜サポーター」と明記して下さい。   
ネットバンキング等で通信欄が無い場合は、「依頼人名」等の後に「ヤサイ」、または「依頼人番号」欄等に「831」とご記入下さい。


■■■連絡先■■■
被災地NGO恊働センター
代表 村井雅清
所在地 神戸市兵庫区中道通2-1-10
TEL  078-574-0701
E-mail ngo@pure.ne.jp
URL   http://www.pure.ne.jp/~ngo/


たかはるハートムは 野菜サポーターの出荷をお手伝いしています。

2011年6月1日水曜日

6月

梅雨の晴れ間を利用して高原町内でも田植えの準備があちこち ではじまりトラクターがしろかきをしている光景がみられます。噴火当時降灰の影響で灰いろの世界でしたが田んぼにはイタリアンやレンゲがそだちそのあとを荒おこし・中おこし・しろかきといつもの田植えの準備状況のようです。灰は高原町内では2cm以下だったので混ぜ込めば問題ないとの考えのようです。はたして、今後の新燃岳の噴火は米作りにどう影響をあたえるのでしょうか?